丸共阿保高橋の漁業とは?
    たくさん獲ることよりも、どう獲るか。
    私たちの漁業は、判断と工夫の積み重ねです。
    ここでは、実際にどんな漁を、どんな方法で行っているかをご紹介します。
    
漁期と漁場
 
            秋だけ集中して操業します
丸共阿保高橋では、秋鮭漁を9月から11月にかけて集中的に行います。操業に使うのは「羅臼3号」「羅臼16号」という2つの漁場で、場所により魚群のピークが異なることから、それを活かして効率的な操業をしています。固定の責任者を置かず、チームで漁場を交互に運用する体制です。
出漁スタイル
 
            その日に出漁するかどうか
従来の定置網漁とは異なり、丸共では「その日に出漁するかどうか」を海の状態や魚の動き、人員状況などで判断しています。出漁を控えることで燃料や氷の無駄を減らし、空網を避け、漁獲金額の安定にもつながっています。
操業体制とチーム連携
 
            2漁場×11名の交代制
操業は11名ほどのチーム体制で行われ、2つの漁場を交互に運用することで、移動・作業負荷を抑えています。作業は分担され、同時入港や共同荷揚げなども実施。未経験者でも取り組みやすいような運用になっています。
活用している技術
 
            海を“見える化”するテクノロジー
魚群の位置や規模を把握できるソナー、海中の状態を確認できるライブカメラを活用し、網を上げる判断や安全性の向上につなげています。これらの技術は、効率だけでなく働き方の改善にも寄与しています。
成果とこれから
 
            作業は半分に、成果は維持以上に
スマート化や操業改善により、出漁回数を減らしながらも成果は維持・向上。今後は羅臼高校との連携や若手育成にも力を入れ、持続可能な漁業の土台づくりを目指しています。
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